【10万pv越えなろう作家が教える】ストーリーの作り方!!
前回の話は上のカードから。
小説を書く上で、ストーリー構成は避けては通れない道です。
ですが、ここで躓く人がものすごく多い。
今回は、簡単にストーリーを作る方法を教えます。
そこでもっとも大事なのが
プロットを作る
ことです。
プロットというのはストーリーの全体の構成を『とりあえず』書き出したものです。
キャラクターの設定から主人公とヒロインの出会い……なんやかんやあって結婚……
この、なんやかんやを書いていくものです。
先に言っておきますが、プロットの作り方に正解なんてありません。貴方がやりやすいものが貴方にとっての正解になる。それが小説界なんです。
ここでは、僕のプロットの書き方を教えます。
まずはじめに、紙とペンを用意しましょう。スマホでやるならメモでも開いてください。
そこに、貴方の思い描く主人公像をとにかく書きます。性格、言葉遣い、容姿などなど。箇条書きなら後で作業がしやすいです。
ヒロインやその他のモブも同じように書きましょう。
とにかく詰め込んです。はじめに大事なのはこれ。
次に、起承転結を作っていきます。
まずは起。
これはどういうストーリーなのか。読者はこの部分で食らいつきますから、しっかりと作っていきましょう。
え?作り方が分からない?よろしい。タイトルに恥じないよう、しっかりと面倒をみてやりましょう。
異世界転生なら転生する部分、ラブコメなら主人公とヒロインの出会い。
この部分に位置するのが起です。
しかし、実はここから作るのは難しかったりするんです。
貴方がどんな小説を書きたいのか知りませんが、なんとなくこんなのが書きたい!というイメージが頭の中にあるはずです。
起にあたるのはそこにいたる経路なので、まずは中枢になる転から作るのが、僕的にはやりやすいと思います。
転というのは急展開のことです。例えば『涼宮ハルヒの憂鬱』ならハルヒとキョンがハルヒの作った世界に二人だけ連れていかれて怪物に出会うところですね
ラブコメだったらいいやつぶってた主人公のクズさが全員に露見して村八分にされたりとか。
そんな感じの、物語を盛り上げる部分が、転です。
要するに、自分が書きたいもののてっぺんにある部分ですね。
そこを如実に書き出していきます。
次に、承。
承は転に繋げていく部分ですね。先ほどのラブコメであれば、クズさが露見するキッカケになったテキトーな事件です。
転が書ければ大体書けると思います。
ていうか、起も結も大体そうですよね。
全ては転に準ずるんです。
起は承が起きる要因となった物語の一番はじめ。
結は転が終わった後のオチ。
こうして考えると、ストーリーっていうのは案外作りやすいものだったりします。
ところで、最初に『とりあえず』と言いましたが、プロットは破り捨ててもいいのです。
書いていると、「ここはこうした方が面白いな」て思える部分が出てくると思います。そうなったときは、自分の感覚を信じてください。
なぜプロットを書き出したかというと、単純に分かりやすいからです。
頭でイメージするより遥かに記憶に残りやすいですし、後で見返す時に早い。それが書き出すメリットです。
最後に、起承転結ができたら、必要ないキャラ設定は除去しましょう。
詰め込んでと言いましたが、詰め込みすぎると読者からすれば邪魔臭いんです。
なので、必要ない部分は基本的に削ります。
萌え要素などは残しておいた方がいいかもですけどね。
僕は今まで、色々な方法でプロットを作ってきました。それも、300以上です。
上手くなる方法は、とにかく書くことにつきると、確信しています。
一日10字でもいいから、文字を紡いでいきましょう。