【10万pv越えなろう作家が教える】なろうから書籍化しない方がいい二つの理由

僕はプロの作家(といっても、他にも色々とやりたい職があるので作家一本で生きるわけではないですが)を目指しているのですが、小説家になろうからの書籍化、夢がありますよね。

 

しかし、現実問題、なろうからの書籍化は目指さない方がいいです。

 

今日はその理由を語っていきます。

 

1.ジャンルが限られる

 

なろうというサイトで書籍化する場合、えげつなく高いpvやポイントが必要になってきます。

 

そのえげつなく高い、に上り詰めることができるのは、本当にごく一部の作品だけですが、それ以前にジャンルすら限られてきます。

 

具体的には、「恋愛(異世界)」「恋愛(現実世界)」「ハイファンダジー」「ローファンタジー」の4つでしか、ほぼ不可能といってもいいでしょう。

 

その原因は、なろうの読者層です。

 

たくさんの読者に読まれたい!!そう思ったあなたは、きっと人気の取れるジャンルに走るでしょう。何故そのジャンルで人気が取れるのかを考えたことはありますか?

 

答えは簡単。読者がそのジャンルしか求めていないから。

 

要するに、一部のジャンルだけ読者人口がアホほど多いんです。それが上にあげた4つということですね。

 

ジャンルが限られれば、書ける作品も限られてきます。そうなると、なろうから書籍化しようとした時にあなたの描きたいものが書けなくなるかもしれません。

 

2.作品しか見てもらえない

 

新人賞というのは、これから実力がつくであろう新人作家も拾います。ストーリーに少々難があっても、才能があれば拾います。

 

つまり、作品ではなく作家自体に期待しているわけです。

 

しかし、なろう小説で期待されているのは作家ではなく、『売れる作品』です。売れなきゃ、あなたたちの書いている作品は編集者から見た時ゴミ以外の何物でもありませんから。

 

この二つを主な理由に、僕はなろうからの書籍化は目指さない方がいいと思っています。

 

それに、なろうで人気の取れるジャンルを考えるより、好きなものを書いて好きなように応募してそのあとも好きなものを書ける方がいいじゃないですか。

 

目の前の結果に囚われすぎず、先までみて書いていきましょう。